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マイナンバー?いいえオーストラリアではMyGov

2015年10月20日
ご無沙汰しております。

日本ではマイナンバーが全国一斉に配送されて、来年には利用されるようですね。とは言え、早くも詐欺被害が出ているようで、その意味では、既に利用が始まっているのかもしれませんね(汗)。

オーストラリアにも、Tax File Number (タックスファイルナンバー)という、納税者に与えられる番号が古くからあります。どうやら1930年から存在しているということです。略してTFNと呼ばれますが、この番号、国民だけでなく、納税する義務がある人、または事業体(会社、トラスト、パートナーシップなど)はすべて、取得することが義務付けられています。 このため、オーストラリアに住んでいなくても、TFNを持っている個人や事業体が存在します。 TFNは、オーストラリア国税局から発行されるもので、納税者の税金や年金(自分で積み立てるタイプのもの)の手続き上、必要となります。

その意味では、日本のマイナンバーよりは、狭い範囲で使用されていると言えるでしょう。

ところが、ここ2,3年ほどの間に、オーストラリアでは、Mygovというシステムが出来上がっており、これが日本のマイナンバーと近い性質のものになるかと思います。 オーストラリアの国民または永住権を持つ人が、それぞれ自分のMygov アカウントを作ります。 そこを通して、社会保障、税金、医療などの幅広い行政機関の個人情報にアクセスできるというものです。

Mygov.png


このMygov、便利そうなのですが、私たち会計事務所は、泣かされています。
オーストラリアでは、税申告を、税理士・会計士がお客様の代行で申告した場合、これまでは、Notice of assessmentと呼ばれる査定書が、すべて、担当会計士・税理士に送られてきました。 そのような流れにより、申告しっぱなしでなく、査定内容まで確認できるということになります。 ところが、このMygovの導入により、Mygovのアカウントを持つお客様の場合には、私たちのもとに査定書を送るようにと指定しても、送られてこない場合があるのです。 一体査定書はどこに行くのか?  それは、お客様のMygovアカウントにある受信ボックスに入ってしまうのです(それも必ずしもではないようです)。

オーストラリア国税局では、お客様の受信ボックスに送付しても、それが私たちにタイムリーに知らされないため、査定書がお客様に届いても確認が遅くなることが多々あります。 結局は、ひとりひとりの納税者について、直接国税局に問い合わせをしない限り、どうなったのかわからいということなります。 なんと、面倒なことか!

せっかくできて、国民に浸透し始めているMygovですが、 行政機関の対応がうまくできていないと、思わぬところで、思わぬ人たち(この場合、私たち!)が苦労することになります。 今、公認会計士協会をはじめとする各団体が、この改善も求めているようですから、そのうち、もっとスムースに事が運ぶようになることを祈るばかりです。 

マイナンバーも、みんなに浸透して、使いこなせるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうですね・・・
それにしても、うちの両親(日本にいる)、マイナンバー使いこなせるか、心配。






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